2025年秋に、北京に2週間まったり滞在してきました。 この記事には、この旅の旅行記(いずれ書く見込み...)や、予習復習に読んだ本などの記事へのリンクをまとめます。
- 概要
- 予習
- 準備
- 日程詳細と旅行記
- 1日目 : 2025-10-13(月) : 東京→北京
- 2日目 : 2025-10-14(火) : 中軸線
- 3日目 : 2025-10-15(水) : 故宮
- 4日目 : 2025-10-16(木) : 博物館x2 + 図書館
- 5日目 : 2025-10-17(金) : 天壇・先農壇
- 6日目 : 2025-10-18(土) : 中国第一歴史档案館
- 7日目 : 2025-10-19(日) : 天文台など
- 8日目 : 2025-10-20(月) : 明十三陵
- 9日目 : 2025-10-21(火) : 万里の長城
- 10日目 : 2025-10-22(水) : 首都博物館
- 11日目 : 2025-10-23(木) : 北京市档案館 + 書店
- 12日目 : 2025-10-24(金) : 雍和宮 + 孔廟・国子監
- 13日目 : 2025-10-25(土) : 鐘楼・鼓楼など
- 14日目 : 2025-10-26(日) : 北京→東京
概要
今まで移動の多い旅をすることが多かったのですが、今回は1つの都市にまったり滞在です。
旅のお目当ては歴史的建造物や博物館。故宮や万里の長城などの壮大な建築から、古典籍や档案などの一見地味ながら歴史の息吹を伝える品々まで、中国の歴史の様々な面を体感することができました。 当初は1週間くらいあれば足りるのでは?と思ったのですが、さすが歴史的都市かつ首都、調べるにつれ行きたいところがあれよあれよと増え、結局2週間でも行きつくせませんでした。(ということで、また行きたい)
予習
北京に現存する歴史的建築物は明清時代のものが主、ということで、明清時代に焦点を絞って何冊か本を読んでいきました。
amber-hist-lang-travel.hatenablog.com
もちろん建築そのものについても
amber-hist-lang-travel.hatenablog.com
準備
だいぶ前の旅行ですが、以下の記事のときとだいたい同じです。
amber-hist-lang-travel.hatenablog.com
また、事前予約が必要な観光地(故宮博物院など)はwechatのミニプログラムなどから事前に予約/購入しておきました。
日程詳細と旅行記
とりあえず旅行時のXの投稿を貼ります。旅行記はいずれ書きたい。。。
1日目 : 2025-10-13(月) : 東京→北京
- 中国国際航空(Air China) CA182 : HND-T3 14:00 → 16:45 PEK-T3
2日目 : 2025-10-14(火) : 中軸線
- 天安門広場
- 正陽門
- 中山公園(社稷壇)
- 労働人民文化宮(太廟)
正陽門(内城の南門)の箭楼と城楼と、天安門(皇宮の南門)。他2つと比べると箭楼の無骨さが目立つ気がするけど、軍事的な性格が強い(多数の窓は弓矢を射るためのものだった気がする。)と思うと尤もかも。箭楼は中にも入れて、内部は展示スペースになってます(要予約)。 pic.twitter.com/QnV4TU6Oyj
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月14日
故宮の南西にある、中山公園。かつての社稷壇で、土地と五穀の神を祀る壇。定例の祭祀以外に、水害や干ばつのときにも儀式を執り行ったとか。壇の上の土(1枚目)や壇を囲う壁のレンガは五行思想?に基づく方角に対応した色(南は朱雀、東は青龍、とかのあれ)になってて、なかなか芸が細かい。 pic.twitter.com/G4XoPOjXWC
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月14日
お次は故宮の南東の、労働人民文化宮。かつての太廟で、明清時代に皇帝の先祖を祀っていた廟。享殿(2枚目)は追加料金を払えば中に入れます。その権威性ゆえか、外から見ても中から見ても巨大な建物です(いやでもまだ故宮見てないからこの感想なだけで、太和殿とかに比べると小さいはず。) pic.twitter.com/yUYjcuDjF1
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月14日
3日目 : 2025-10-15(水) : 故宮
- 故宮博物院
故宮!個々の建物や展示も良かったけど、広大な敷地を歩き回り皇帝の色たる黄色の瓦の建物が連なる様を体験すること自体が一番の見所かも。あまりの広大さに皇帝の権力と財力を感じます。まじで広い(語彙力)。8時間くらいいたし後半駆け足だったけど、なんとそれでも見切れなかった(← pic.twitter.com/qUu34XpHVa
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月15日
故宮の氷室!これは現地で看板見るまで存在を知らず、びっくりでした。冬の間に採取した氷をここに貯蔵して夏などに利用したそう(ちなみにこれは工部のお仕事だったらしい。意外…。)。今はレストランになってます(氷室の中を見たいがためにレストランを利用したと言っても過言ではない。) pic.twitter.com/sPxFKG2uaf
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月15日
4日目 : 2025-10-16(木) : 博物館x2 + 図書館
- 国家典籍博物館
- 中国国家図書館
- 北京石刻芸術博物館
今日は人少なそうなところ、ということで国家典籍博物館に!個人的には故宮より満足度上かも。一番印象的だったのは永楽大典の展示。編纂の編纂の契機やその後の経緯などが述べられていて、それを示す史料の該当ページが展示されてるので「読める、読めるぞ…!」してました。 pic.twitter.com/6i361Lggez
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月16日
ついでに中国国家図書館の利用者登録してきました!(国家典籍博物館は中国国家図書館の付属。)お目当てはオンラインのデータベースいろいろを家から使うこと。(利用者登録しなくても使えるかもだけど、した方が使えるものが多いっぽい。) pic.twitter.com/L2fvj3y9x6
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月16日
北京石刻芸術博物館。とんでもない量とサイズの石刻に圧倒されたり、音声ガイド聞きながらじっくり見たりしてたら、早々に閉館時刻で時間切れになりました(図書館でまったりしすぎたのも敗因)。ここの石碑は巨大なものが多いので、文面が読めなくてもそれらが林立する様を眺めるだけでも面白いかも。 pic.twitter.com/JsMI2qzrRl
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月16日
5日目 : 2025-10-17(金) : 天壇・先農壇
- 天壇
- 北京古代建築博物館(先農壇)
天壇。天を祀るための施設なので、重要な建物は「天円地方」の思想に基づいてか円形をしており、よく木造建築でこれを作ったなー、と思わされます(内部には弧状の梁があるらしい。)。建物目当てのつもりだったのですが、祈年殿などは中に入れず、無念…。ただ、展示が案外たくさんあり、 pic.twitter.com/G3qy0IKx8Q
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月17日
天壇の次は、お隣の先農壇改め北京古代建築博物館。他から移築してきた藻井(1,2枚目)が恐ろしく精巧で驚かされます。2枚目は中心に星図が描かれてて、たぶん天を表現してるんだろうなー。他にも巨大な組物の模型や建物そのものも個人的には好みで、中には入れない古建築が多い分、ここで補充しました。 pic.twitter.com/M3ChfsXzcn
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月17日
6日目 : 2025-10-18(土) : 中国第一歴史档案館
中国歴史第一档案館!国立公文書館的なところ(ただし明清時代)で、レプリカながら明清の歴史を振り返る档案類を展示してます。古い文献が好きな人間にはたまらん。個人的ベストは3枚目の星図(徐光啓とアダム・シャールの名前が入ってる)。4枚目はなんと宮廷で飼われていたネコチャーンとイッヌの名簿。 pic.twitter.com/eC8Dzc9A4K
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月18日
7日目 : 2025-10-19(日) : 天文台など
- 景山公園
- 古観象台
- 城壁
景山公園で故宮を眺めてきました!(2枚目)故宮は先日歩いたけど、黄色の瓦の屋根が連なる姿を上から見ると改めてその広大さを感じます。なお9時前に行ったけど故宮(景山の南にある)はだいぶ逆光だったので、もっと早い時間か夏寄りの季節が良さげ。とは言え、単純に高いところからの眺めが好きなので、 pic.twitter.com/OabKkrSIJE
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月19日
前から気になってた古観象台!明清時代の天文台で、城壁の上には康熙帝時代(1つだけ乾隆帝時代)製作で実際に観測に用いられた機器が並びます(城壁上の以外はレプリカ)。科学史好きにはかなりそそられる。きちんと勉強して使い方とかも知りたいなー。あと、観測機器でありながら龍などの装飾も見事。 pic.twitter.com/CpnobIn4Qh
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月19日
北京明城墙遗址公园。北京城の城壁はほぼ撤去されてますが、一部だけ残ってるのがここ。展示もあり、往時の人々の生活と門の俗称の関係(煤炭が通る門だったので「煤门」とか)を知ったり、古写真で姿を見たりできて面白い。ちなみに、撤去された門も地下鉄の駅名等の地名に名前を留めてますね。 pic.twitter.com/AFaFyBPMMd
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月19日
8日目 : 2025-10-20(月) : 明十三陵
今日は郊外の明十三陵に!明代の皇帝と皇后の陵墓13基(公開は一部)。まずは神路。動物や武将の石像が並びます。武将の甲冑や文官の玉佩などなかなか細かい。石碑は永楽帝の功績を記したものですが、後に空いた面に乾隆帝の詩を彫ったそう。弘暦さん…(この旅で2回目。) pic.twitter.com/AGe5SNypQW
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月20日
9日目 : 2025-10-21(火) : 万里の長城
- 慕田峪長城
万里の長城を歩いてきました!(八達嶺は混むそうなので慕田峪。)歩ける区間だけでも長いですが、稜線などに沿って望楼が続く様を遠望(4枚目)すると、スケールの大きさに改めて驚きます。甘粛省で見たのは平野のだったけど、山の中のは相当に建造が大変だったのでは…。史料残ってたら読んでみたい。 pic.twitter.com/rmZroBIWaA
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月21日
10日目 : 2025-10-22(水) : 首都博物館
今日の北京はお天気イマイチなので、首都博物館にて丸一日。情報量多すぎて全然消化しきれてないけど、燕(戦国の)や、遼、金などこれまであまり馴染みがなかった王朝の品を見れて感慨深い。特に燕のあたりは出土品の銘(1枚目)と史記などの記述を突き合わせると〜みたいな話があってむちゃ面白い。 pic.twitter.com/lmzESNfLdP
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月22日
11日目 : 2025-10-23(木) : 北京市档案館 + 書店
- 北京市档案館
- 万圣书园
北京市档案館!主な展示は近代以後の北京の発展を追うものと、中国の档案の名品の2本(後者の展示品はレプリカ)。1960年代の城壁に関する公文書には「もうボロボロで倒壊しそうだし、上で騒いだり物投げたりする人いて死傷者出てるから、立ち入り禁止にするよ」ってあって、担当者の苦労が偲ばれる…。 pic.twitter.com/WruwxuCcDF
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月23日
今日の主目的の万圣书园、専門書多めの本屋さんです!そうそう、こういう直球の書店が良いんですよ〜、という気分(映える割に品揃えの弱い网红书店が苦手)。文系の本がメインのよう。歴史書は時代で棚がきちんと分けられてます。なぜか猫関連の本が集まった一角もあったり。 pic.twitter.com/XXxiaG0seF
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月23日
12日目 : 2025-10-24(金) : 雍和宮 + 孔廟・国子監
- 雍和宮
- 孔廟・国子監
雍和宮。雍正帝の即位前の邸宅で、後にチベット仏教の寺院に転用。建築は、空中の廊下で連結されたの(1枚目)や、明かり取りが突き出したもの(2枚目)があったりと独特。なんと高さ18mの一木彫り(!)の仏像があります(建物内は写真撮影禁止)。マニ車と関帝が同じ敷地に共存しているのも面白い。 pic.twitter.com/kenwYZX53N
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月24日
前近代中国の最高学府、国子監!かつては国の将来を担うエリート達がここで切磋琢磨してたのかー、と思うと感慨深いです。辟雍(2,3枚目。皇帝が講義を行うのに用いた。)など華美な建物につい目が行きますが、普段は敷地の大半をぐるりと囲む東西の建物を教室として用いていたっぽい。 pic.twitter.com/Tq11uIr8ZL
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月24日
13日目 : 2025-10-25(土) : 鐘楼・鼓楼など
- 鐘楼・鼓楼
- 郭守敬記念館
北京鼓楼!かつて鐘楼と共に時を告げていた施設です(鼓楼は修復のため閉鎖中)。時を測るための道具等についての展示もあり、科学技術史好きな自分には面白い。気になってた「これほんまに北京城中に聞こえるん?」という話にも触れてました(ただ前提条件がいろいろあってきちんと理解できてない)。 pic.twitter.com/KFeSiu31U3
— amber@旅/世界史/地理/語学 (@amber_trvl) 2025年10月25日
14日目 : 2025-10-26(日) : 北京→東京
- 中国国際航空(Air China) CA133 PEK-T3 10:00 → 14:25 HND-T3 Airbus